鳥取大学生の一人暮らし・おすすめエリアと部屋選びのポイントを解説


「一人暮らしの準備は受験生のうちから始めた方が良い」

受験情報誌やインターネットでは、よくこんな意見が散見されます。
ですが、受験生の一人暮らし準備には不安がいっぱいです。

 

「いつから部屋探しを始めたらいいの?」

「部屋は何を基準に選べばいいの?」

「エリアはどこを選べばいいの?」

 

こんな悩みをお持ちの方は少なくないのではないでしょうか。
今回の記事では、未来の鳥取大学生の一人暮らしを応援すべく、お役立ち情報をまとめました。

 

・鳥取大学の学生におすすめのエリア

・大学生の一人暮らしに必要な準備

・部屋選びのコツ

・一人暮らしの費用を安くする方法など

 

一人暮らしの準備に必要な情報を網羅しています。何から手をつければ良いかわからない、そんな方は是非参考にしてください。

 

1.鳥取大学の学生におすすめの二つのエリアと平均家賃

鳥取大学に進学するのであれば、部屋を借りるのにおすすめのエリアは以下の二箇所です。

 

(1)鳥取大学前駅周辺

(2)鳥取駅周辺

 

それぞれおすすめポイントと家賃相場をご紹介します。

 

(1)鳥取大学前駅周辺

鳥取大学前駅の周辺エリアは、鳥取大学の学生に大人気のエリアです。
鳥取大学前駅から鳥取大学までは徒歩2分ほど。通学に便利な立地です。そのため駅周辺のアパートやマンションは、鳥取大学の学生が多く入居しています。
抜群の利便性もさることながら、低めの家賃相場も嬉しいポイントです。

鳥取大学周辺では、単身者向け物件(1Rから1LDK)の家賃は2万円から5.4万円程度となっています。鳥取駅前と比較すると、同じ間取りで1万円から1.5万円ほど安い家賃相場です。
アパートの数が多く家賃も低めの物件が多いため、月4万円程度の支払いを見込んでおけば、多くの部屋を選択肢に入れられます。

(2)鳥取駅周辺

鳥取駅は、県内の主要駅の一つ。駅周辺は商業施設や買い物スポットが多く、生活の利便性が高いことが特徴です。
鳥取大学前駅からは汽車に乗って5分で到着。あっという間に大学に到着できる交通の便の良さが魅力です。

鳥取駅前は様々な施設があり

・カフェ

・コンビニ

・イオン

・市役所

などが揃っているため、駅近辺に住めば生活に不便さを感じることは少ないでしょう。
他、アルバイトが出来る場所がたくさんあるのはメリットです。

周辺施設が充実している反面、鳥取大学前と比べるとやや高めの家賃相場です。単身者向けの物件だと、家賃は4万円〜6万円程度。利便性重視で鳥取駅付近を選ぶのであれば、月の家賃は5万円程度を見込んでおきましょう。

とはいえ、やっぱり圧倒的な人気は鳥取大学周辺です。
ちなみに、環境大学生が鳥取大学周辺に住むことはほぼありません。

2.大学生の一人暮らし準備

一人暮らしの準備をするにあたり、抑えておきたいポイントは二つ。
いつまでに部屋を探す必要があり、どんな生活用品が必要になるかです。ここでは、以下のポイントに絞って解説していきます。

(1)部屋探しは1-2月には初めておくのが無難

(2)一人暮らしに必要なものリスト

 

それぞれ順に説明していきます。

 

(1)部屋探しは2月には始めておくのが無難

大学生用の部屋探しは、2月までに開始するのがおすすめです。
とはいえ、鳥取大学に進学が決まった場合、入居するのは3月後半になります。2月は、入試の結果も出ておらず、早過ぎると思う方もいるかもしれません。
しかし、賃貸物件の繁忙期は鳥取大学の入試スケジュールと大きく重なります。合格発表を待ってから部屋探しを始めると、良い物件は全て埋まっていることがあるのです。

実際に、2023年度の鳥取大学の入試スケジュールを見てみましょう。

2023年度 鳥取大学入試日程

入試区分 合格発表日
AO入試 2022年10月中旬
推薦入試I 2022年11月19日(土)
推薦入試II 2023年2月3日(金)
一般入試(前期) 2023年2月25日(土)、26日(日)
一般入試(後期) 2023年3月12日(日)
私費外国人留学生入試 2023年2月25日(土)

参考:http://www.admissions.adm.tottori-u.ac.jp/schedule

なお、エイブルネットワーク鳥取大学前店(主に鳥取大学生)、エイブルネットワーク鳥取駅前店(主に鳥取環境大学生)では、前期試験においては合格前予約を行っていますので試験日に鳥取来られる際にはすでに予約を行ってお帰りになれます。

合格発表後は、すぐにお電話で合格とお伝えください!

 

(2)一人暮らしに必要なものリスト

一人暮らしを始めるにあたって、ある程度家具・家電を揃える必要があります。しかし、何をどの程度選べば良いかわからないという方もいるのではないでしょうか。
そんな方のために、新生活に必要な生活用品リストを作成しました。

  入居日から必要なもの いずれ必要なもの ライフスタイル
次第で必要なもの
寝具    
カーテン    
照明器具 通常備え付け    
エアコン 通常備え付け    
   
収納家具
(カラーボックス等)
   
パソコン    
冷蔵庫   ○    ※  
洗濯機   ○    ※  
炊飯器    
電子レンジ   ○    ※  
掃除機    
調理器具    
食器    
ベッド    
電気ケトル    
テレビ    
デスク    

「入居日から必要なもの」と「いずれ必要なもの」は入居前に手配してしまった方が入居後にバタバタせずに済みます。
また、※家電についてはお部屋に最初から備え付けてあったり、例えば鳥大医学部生など1年でキャンパスが変更になる場合、レンタル家電として1年間借りることもできます。

ベッドやテレビなどは人によっては必要ないため、生活してみて必要性を感じたら買い足すとよいでしょう。

入居準備の際の参考にしてください。

 

3.部屋を選ぶ三つのコツ

一人暮らしの大学生の部屋を選ぶ場合、何を基準に選べば良いのでしょうか。
ここでは、先輩たちが部屋を選んだ基準と、部屋を選ぶ三つのコツをご紹介します。

(1)先輩たちは何を基準に部屋を選んでいるのか

(2)家賃を安く抑えたいなら1LDKの物件は避ける

(3)築古の物件を選んで家賃を抑える

(4)大学からの距離と立地のバランスをとる

それぞれ順に見ていきましょう。

 

(1)先輩たちは何を基準に部屋を選んでいるのか

過去に一人暮らしをしていた大学生は、何を基準に部屋を選んでいたのでしょうか。以下はエイブルが調査した部屋の希望条件のランキングです。

1位:大学に近い(通学時間や交通の便)

2位:部屋代(家賃)

3位:生活に便利(コンビニが近いなど)

4位:日当たり・風通し

5位:周辺環境(静けさなど)

 

引用:https://campus.able.co.jp/guide/hiyou/

 

部屋選びで最も重要視されていたのが、大学からの距離の近さです。通学時間を短縮すると、その分学業やアルバイトなどに注力できます。

第2位に入ったのは部屋代(家賃)です。仕送りや奨学金で生活する人も多いため、家賃は少し余裕を持った金額に設定したいところですね。

3位以降には、立地の利便性や生活環境がランクインしています。総合的に見て、大学から近く、低い家賃で住みやすい立地の物件が人気という傾向です。

 

(2)家賃を安く抑えたいなら1LDKの物件は避ける

大学生の住む基本的な間取りは大体は1K、もしくは1Rですが、、、
一般的に、一人暮らし用の間取りでは、1LDKは家賃が割高になることが多いです。似たような条件の物件であれば、2Kや2DKの方が安い家賃になることもあります。

なぜなら、くつろげるリビングのある物件は需要が高いからです。家賃を抑えたいのであれば、1LDKの物件は避けるのも良いでしょう。

なお、予算が少ないけれどリビング付きの物件にこだわりたい場合は、2Kの物件を選んでみてください。キッチンと部屋が引き戸で仕切られているタイプなら、引き戸を開放して擬似的にリビングとして使うことができます。

 

(3)築古の物件を選んで家賃を抑える

築年数の浅い物件は人気があり、家賃が高めに設定されることが多いです。そのため、同じ条件なら築年数の古い物件を選んだ方が家賃相場は低くなります。
一般的に言われる家賃相場の下落率は、築年数一年につき1%です。家賃の値下げが行われるのは10年単位が多いため、築10年の物件よりは築20年、30年の物件の方が家賃は安くなる傾向があります。

少々外観が古い建物でも、中はリノベーション済みで綺麗にされている物件も多いです。築年数にこだわりがないのであれば、築古の物件を選んだ方が家賃は安くできます。

参考:https://www.stat.go.jp/data/cpi/pdf/kenkyu1.pdf

 

(4)大学からの距離と立地のバランスをとる

物件を選ぶにあたり、大学からの距離と立地のバランスを取ることが重要です。
特に、鳥取環境大学の場合は注意が必要かもしれません。

大学から家までの距離は、物件選びで多くの学生が気にするポイント。朝が弱い、通学時間を節約したいといった理由から、大学の近くに位置する物件が人気です。
しかし、距離ばかり気にして部屋を選ぶと、以下のような問題が発生することがあります。

・大学までは近いがお店がなく買い出しに不便

・アルバイト先まで距離があり結果として生活の質が下がった

このため、大学からの距離の他にも、周辺エリアの充実具合にも注意が必要です。

鳥取大学前駅の近辺を選ぶ場合、おすすめは駅より東側のエリアです。スーパーや飲食店が充実しており、生活に必要なものが一通り揃っています。
一方、駅の西側は畑と住宅街が主です。

 

4.一人暮らしにかかる三つの費用をシミュレーション

一人暮らしには何かとお金がかかるもの。その中でも、一人暮らしの開始と準備にかかる三つの費用をピックアップしてみました。

(1)引越しにかかる費用

(2)部屋の契約にかかる費用

(3)生活のランニングコスト

 

それぞれ詳細を解説します。

 

(1)引越しにかかる費用

学生の一人暮らし開始にあたって無視できないのが引越し費用です。ファミリーであれば数十万円かかることもありますが、一人暮らしの場合はどうでしょうか。
結論から説明すると、単身者の引越しはおおむね4万〜6万円程度で収まることが多いです。なお、学生は繁忙期の引越しを余儀無くされるため、別途追加料金が発生することがあります。

単身者用のプランは大きく分けて「単身者パック」と「単身者プラン」の二種類です。
単身者パックとは、専用のコンテナをレンタルし、コンテナ一台当たりで料金を計算するプラン。一方単身者プランは、通常の引越しの一人暮らし用のプランと考えてください。

荷物が少なく、コンテナ一台に収まる場合は格安の単身者パックを利用できます。このケースだと2万円以下に収まる場合もあるため、格安で引越ししたい方にはおすすめです。

以下の記事では一人暮らしの引越しについて詳しく紹介しています。参考にしてください。

[一人暮らしの引越しはいくらかかる?費用相場と安く抑える方法]

 

(2)部屋の契約にかかる費用

部屋の契約にかかる初期費用は、一般的に家賃の5倍程度になることが多いです。代表的なものとして、部屋の契約には以下のような費用がかかります。

・敷金

・礼金

・前家賃

・日割家賃

・仲介手数料

・火災保険料

・家賃保証料

・鍵交換費用

 

この合計金額が家賃の5-6倍程度となります。例えば、1ヶ月の家賃が4.5万円のアパートの場合、初期費用は22.5~26万円程度を見込んでおいてください。

仲介手数料の安い業者を使う、敷金礼金ゼロ円の物件を選ぶなど、工夫することで初期費用を減らすこともできます。

なお、エイブルネットワーク鳥取では、仲介手数料は基本家賃の1ヶ月です。

 

(3)生活のランニングコスト

大学生の一人暮らしでは、どのくらい生活費がかかるのでしょうか。

以下は、独立行政法人学生支援機構が調査した、国立大学の学生の1ヶ月の生活費です。
下宿・賃貸住まいの国立大学生の1ヶ月の生活費(平成28年度の平均値)

 

食費 24,617
住居費・光熱費 41,075
保健衛生費 2,842
娯楽・嗜好品費 11,758
通学費 833
その他の日常費 13,067
課外活動費 4,358
合計 98,550

 

参考:https://www.jasso.go.jp/statistics/gakusei_chosa/index.html

 

家賃の金額や部活動の有無などにも影響されますが、1ヶ月10万円程度は計算しておいてください。

 

5.費用を安く抑える方法

必要経費なのは分かっていても、部屋の契約や生活にかかる費用はなるべく安くしたいもの。
ここでは、一人暮らしにかかる費用を節約するためのちょっとしたコツをご紹介します。

(1)自分で引越しする

(2)都市ガスの物件を選ぶ

(3)敷金礼金ゼロ円物件を選ぶ

(4)インターネット無料の物件を選ぶ

 

以上の順に解説していきます。

 

(1)自分で引越しする

引越しの際、業者に依頼せずに自分で引越しをすると安くなるケースが多いです。
大きな荷物が少ない、家具・家電を新調するといった場合、必然的に運ぶ荷物は少なくなります。荷物の量が自分で配送を手配できる程度なら、業者を使わない引越しも検討してみてください。
ちなみに、大学生の引っ越しといえば、基本的には人生初の一人暮らしをするための引っ越しとなります。引越日(鍵渡し日)当日はご両親も一緒に来られて引越作業、新生活のための買い出しに行くことが一般的になっています。

業者を使わない場合、以下のような方法で引越しすることになります。

・レンタカーを使用して自分で運ぶ

・宅配便を使用する

それぞれ自分に合った方法を検討してみてください。
業者を使わない引越しは、以下の記事でも詳しく方法を紹介しています。参考にしてください。

 

(2)都市ガスの物件を選ぶ

一般的に、都市ガスはプロパンガスよりも料金が安いです。オール電化の物件を除けばガスは生活の必需品のため、少しでも値段を安く抑えたいところです。
都市ガスとプロパンガスでどの程度価格が違うのか、具体的に比較してみました。
鳥取県の平均ガス料金(10立方メートルあたり)

 

プロパンガス 7,829円
都市ガス 3,275円

 

参考:
https://www.enetopia.jp/?page_id=81
https://www.propane-npo.com/local_area/tottori.html

ガスのプランやどのガス業者を選んでいるかによって差はあるため、物件を選ぶ際に個別に検討は必要です。しかし、都市ガスとプロパンガスでは、時には1ヶ月数千円の差が出ることもあります。

生活のランニングコストを抑えたい場合は都市ガスの物件を優先的に検討するのがおすすめです。

 

(3)敷金礼金ゼロ円物件を選ぶ

物件を契約する際の初期費用を抑えたい方におすすめなのが、敷金礼金ゼロ円の物件を選ぶことです。

敷金とは、部屋の損耗や家賃滞納に備えて預けておく保証金のようなもの。一方、礼金は契約に際して家主に払う手数料のようなものです。
敷金は退去時の原状回復費用が発生しなければ返還されますが、礼金は返って来ません。

この二つの費用が発生しないだけでも、家賃2〜3ヶ月分の初期費用を節約できます。初期費用をなるべく少なくしたい方は検討してみてください。
敷金礼金ゼロ円物件については、以下の記事でも詳しく解説しています。

[敷金礼金0円物件はワケあり?物件の選び方と契約前の確認事項をご紹介]

 

(4)インターネット無料の物件を選ぶ

学生向けの物件には、インターネットの使用料金が家賃に含まれている物件があります。
大学生で、自宅でインターネットを契約しない人は少ないでしょう。課題の作成や情報収集で必要になるため、多くの場合、部屋とは別に契約が必要です。
インターネット無料の物件は、面倒なインターネットの契約手続きが不要です。

また1ヶ月数千円の使用料を節約できるメリットがあります。学生の部屋を検討する場合、選択肢の一つとして検討してみてください。

 

まとめ

以上、鳥取大学生、鳥取環境大学生の一人暮らしに関する情報をご紹介しました。
「まだ合格してもいないのに部屋を探すのは早いのでは?」と心配になる方もいるかもしれません。
しかし、合格が決まってから部屋を探し始めるのでは遅い場合もあります。良い物件は取り合いになります。

申し込みのタイミングや部屋の確保の方法が分からず不安な方は、それも含めて当店のような仲介業者に相談するのも一つの手です。大学のある地元の業者であれば、合格前の相談も受け慣れています。申し込み時期や候補の紹介など適切にアドバイスしてくれるでしょう。

エイブルほくしんは、鳥取県に密着して営業している業者です。鳥取大学の学生向けの物件も数多く取り扱っています。受験生や親御さんの相談にも多く対応して来た実績がありますので、お部屋探しの不安を解消する手助けが可能です。

また、それぞれの店舗では大学生の先輩が案内、接客などを行っています。先輩から大学生活中のお話などたっぷり聞く時間もあります。

鳥取大学、鳥取環境大学のお部屋探しでお悩みの方、気軽にご相談ください。


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2023/02/17