物件を売却する

詳しく知りたい!あなたの家を最大限高く売る方法について

あなたはいらなくなった物をどのように処分しますか?

リサイクルショップに売ることもできますし、最近はフリマサイトに出品する人も多いようですよね。いろいろ工夫して1円でも高く売れたら嬉しいですね。

では一生に一度あるかないかの「大きな物」である不動産を売りたい場合はどうしますか?どうしたら安心してできるだけ高くあなたの家を売ることができるでしょうか。

最も大切なのは、信頼できる不動産会社を選ぶということです。今回はエイブルネットワーク鳥取の業務にとっても最重要な、「信頼できる不動産会社」とはどういう会社なのかと言う点に関して、一緒に考えてみましょう。

1. 不動産会社の選び方

不動産会社というとどこでも同じ仕事をしていると思っている方も多いと思われますが、不動産業務はかなり広範囲にわたります。ですから実はその会社によって得意・不得意分野があります。


賃貸を中心に営業している会社もありますし、売買を中心に営業している不動産会社もあります。主に扱っている物件が、アパートやマンションなのか一戸建てなのか、新築なのか中古なのかによっても違います。中には建築や保険の片手間に不動産業を営む会社もあるのもまた事実です。

では、どのようにしたら、あなたに合った不動産会社を探すことができるのでしょうか。

まずは当社ホームページも含めて、ご自身が売りたい家と似た条件の家が売りに出されていないか探してみてください。例えば「鳥取市・中古住宅」と検索をかけると、当社のサイトあるいは他の不動産会社が出している広告がいくつも表示されるはずです。

また、宅建免許の認可番号を見てみるのも有効な手段でしょう。

例えば当社の宅建免許番号は「宅地建物取引業免許 国土交通大臣免許(6)第5384号」になります。この(6)に入っている数字は免許を更新するたびに増えていきます。

免許の更新は現在5年に一度ですので、例えば(6)であるなら25~29年営業している会社ということになります。

営業年数が短い会社は良くないと決めつけることはできませんが、長く続いている会社はその分だけ地域の情報に詳しいとお考えいただいて差し支えないと思われます。一つの目安としてチェックしてみましょう。

2. 実際に不動産屋さんが見つかったら

さて依頼する不動産会社の目星をつけたなら、実際に連絡を取ってみましょう。

  1. 店内の様子を見渡してみましょう!

    きれいに整頓されていますか?もしも店内にファイル等が乱雑に置かれているならあまり良い気持ちは抱けないですよね。

    店内の管理が不十分なら、あなたの重要な個人情報、経過報告や連絡などの情報管理も、ずさんになる可能性があるというのは当社も思う所です。お客様がいつご来店頂いても気持ちよく過ごして頂けるような、そんな店内環境の構築を当社は日々心掛けています。

  2. さらに重要なのは営業マンです!

    例えば服を選ぶ時、なんでも「よくお似合いになりますね」という店員さんをどう思いますか?どんな目的でその服を着るのか話をよく聞いてくれて、実際に誠実に探してくれる店員さんがいるお店で買いたいと思いませんか?

    不動産ならなおのことです。

    営業マンは自分の意見を押し付けてくるような人でしょうか?それともこちらの気持ちを汲み取るかのように丁寧にヒアリングするでしょうか?メリットだけではなくデメリットについても話してくれ、誠実な営業マンこそが「この人の物件を買いたい」と思える方なのではないでしょうか。

    私どもエイブルネットワーク鳥取は、この点を何よりも重視しています。

    「何よりもお客様の立場に立った」お客様ファーストを日々目指しています。

3. いよいよ媒介契約を結ぶ!

さて、仲介をお願いする不動産会社が決まったら次に何をするのでしょうか?

まずは、どのような条件で広告活動を行うのか、あるいは成約した際の報酬金額をどのようにするのか、経過報告の間隔といった内容を定めた媒介契約書を取り交わすことになります。

これは依頼者が不利にならないように「宅地建物取引業法」によって、不動産会社として媒介契約の締結が義務付けられているためです。媒介契約には、以下の三つあります。

  • 一般媒介契約

    複数の不動産会社に仲介を依頼できる

  • 専任媒介契約

    一つの不動産会社を窓口として任せる事を依頼する。

  • 専属専任媒介契約

    自分が(友人知人など)買主を見つけてきた場合でも必ず不動産会社を仲介として売却し手数料を払わなければならない。

一般媒介契約の場合、人気エリアにあるなど他社と競争してでも売りたい物件であれば、積極的に広告活動をしてくれるというメリットがあります。しかし残念ながらあまり需要のない物件は積極的な広告活動は望めませんし、複数の不動産会社と媒介契約を結ぶとなると、依頼人側の手間もかかってしまいます。

通常ですと信頼できる不動産会社一社に専任で依頼するほうがメリットは大きいと言えるのではないでしょうか。

4. 販売価格を決定する

「インターネット上で簡単に売却価格を査定できるサイトってどうなの?」と気になっている方もいらっしゃることと思います。

そうしたものを活用すればおおざっぱな査定額を知ることができ便利ですよね。しかし土地の場所や面積、建物の種類や建築年数や大きさが同じならば査定額が同じになるわけではないという点は、注意が必要です。

  • 対象の土地について

    商業施設、公園、学校 駅やバス停の場所

  • 接道状況

    建築基準法上の道路であるか。幅員、接道幅は満たされているか。

  • インフラ

    都市ガスや上下水道の整備状況 道路

  • 建物

    間取りやメンテナンス状況、住宅設備、ニーズ

以上のような情報は一般の人に判断することは難しいと言えます。その周辺環境を熟知した当社専任スタッフが、きめ細やかなご説明をさせて頂きます。

実は不動産会社としては高く売れればそれだけ仲介手数料も高くなるという考えは無きにしも非ずです。ですが一方で、販売価格が高すぎて売れなければどんなに頑張って広告活動をしても、当社の手数料は0円です。

そのあたりの販売価格の設定については、信頼のおける不動産会社のアドバイスに従っても問題ないといえます。

5. 売却相手が決まったら

不動産会社を通して売却相手が決まったら、契約を結ぶことになります。契約書には引き渡しの期日や条件についても記すことになりますので、そうした希望についても前もってご家族と相談しておきましょう。

売却までにかかる費用は以下の通りです。

  • 仲介手数料

    仲介手数料は宅地建物取引業法によって、400万円以上の物件に対しては最高で3%+6万円+消費税と定められていますので、通常はこの金額をお支払いいただきます。

  • 印紙税

    契約書に印紙を貼付するための印紙代のことです。

    通常は売主と買主が1通ずつ契約書を所有するため、それぞれが印紙代を負担することが一般的です。金額は契約金額によって異なりますが、1千万円を超えて5千万円までですと、税額は1万円になります。

  • 登記費用

    所有権移転費用は買主が負担します。抵当権等がある場合には売主が費用負担します。

    一方で、もう一つ考えておかなければならない費用があります。それが譲渡所得税と住民税です。家を売って発生した譲渡所得に対して一定の税率をかけた所得税と住民税が発生します。

    譲渡所得は、「販売価格-取得費-譲渡費用」になります。

  • 取得費

    購入した金額(減価償却を加味する)

  • 譲渡費用

    仲介手数料、印紙税など売却するためにかかった費用

    なお税率は、所有期間が5年以内の場合約39%、5年を超える場合は約20%とかなり違いますので注意が必要です。ただし、特例で控除される場合があります。

  • 居住用財産売却による特例

    実際に居住しているマイホームを売却する場合には3000万円が控除されます。

  • 居住用財産の買換え特例

    マイホームを買い換えた場合で、取得金額が売却金額よりも高い場合はその差額が控除されます。

  • 空き家にかかわる譲渡所得の特別控除

    相続等で空き家になっていた住宅棟を売却する時に3000万円の特別控除を受けられます。

6. まとめ

不動産の売買は、一般の売買のようなお金と物の交換ではなく、お金と不動産の権利を得るために必要な「書類」を交換するという、かなり特殊な意味を持っております。また金額も高額になる場合がほとんどです。

まずは信頼できる不動産会社を見つけることが重要といえるでしょう。あとは不動産会社と相談しながら進めていくことができます。私たちエイブルネットワーク鳥取では豊富な実績と地域を熟知した専任スタッフのもと、実際の売却手続きだけでなく税金対策も抜かりなくご対応いたします。

思い入れもある売主様の不動産。

私たちはお客様のこの大切な不動産を末永く有効活用して頂けるような、そんな新たな出会いをご提供することをお約束します。